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【胡錦濤氏訪日】池田氏が贈った漢詩とは…
2008/05/09


 8日に行われた中国の胡錦濤国家主席との会談で、創価学会の池田大作名誉会長が贈った漢詩は以下の通り。(原文は縦書き)


敬贈 国家主席

   胡錦濤 閣下


 國富邦和日日新

 家家充裕感恩深

 主施仁政行王道

 席不暇暖為人民


 古來文化漢土求

 月氏睿智福共籌

 錦繍中華迎舊友

 濤聲友好萬代流


   二〇〇八年五月八日



 (書き下し)


 国は富み、邦と和し、日々、新たなり。

 家々は充裕にして、感恩深し。

 仁政を主施して、王道を行う。

 席の暖まる暇なきは、人民の為なり。


 古来、文化は漢土に求め、

 月氏の叡智に、福を共に籌りたり。

 錦繍なる中華の旧友を迎えて

 濤声の友好は、万代へ流る。



 (意味)


 中国は富裕と調和に向かって、日々前進し、

 人民の生活も豊かになり、深く恩を感ずる。

 指導者は、仁政を施し、王道を実践している。

 席の暖まる暇もないのは、人民の為に奔走するからである。


 いにしえより、日本は中国から文化を求め学び、

 月氏の英知(仏法)をもって、共に幸福をはかってきた。

 いま、素晴らしき中国の旧友を迎え、

 友好は、波濤の轟音と共に、万代へ流れゆくであろう

<産経新聞 2008.5.8 22:03>

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